治病求本

=病を治するには必ずその本を求む=

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

漢方基礎講座第2回 四診

漢方基礎講座第2回 四診 漢方・中医学での診断は病名を決めるのではなく証を求めるためにあります。証はただ単に症状や病状を意味する言葉ではなく、病人の状況、状態、病気の性質、強さ、深度などを分類、測定するものです。 近現代的医学の診断方法が役立…

漢方基礎講座第1回

基礎理論 =証とは何か= 漢方基礎講座第1回 分類記号化 漢方医学は100年ほど前まで人類史上最高の科学であったと言えますが、その思考法は現代科学のそれと完全に重なるものではなく、漢方を理解し誤らずに用いるには、その独自の思考法を用いなけれ…

漢方と歴史背景

漢方薬という言葉は言うまでもなく日本語です。漢の方から来た薬という意味でしょう。 漢はご承知の通り紀元前後200年ごろの中国の国家です。日本に漢方が伝わった時代は定かではありませんが、漢代の医学書が日本に伝わり、それが日本の漢方の基礎になった…

はじめに。

治病求本 病を治するには必ず本を求む病気には、かならず症状と症状を作り出す本質とがある。病気を治すためには、必ず病気の本質となる物を探らなければならない。 漢方は常に病気の治癒を目指してきました。単純な対症療法ではなく、いかにすれば人は健康…

治病求本、再開しました。

はじめまして、そして、お久しぶりです。 しばらく休止していた秀峰堂中医学研究所の活動を再開します。 漢方薬関係の情報発信と共に漢方相談も行いますのでよろしくお願いします。 漢方相談はココナラで行っていますのでぜひご利用ください。 https://cocon…